書評No.8-2 【家族。(カジサック)】

家族。を読み終えましたが、

本の後半では、ヨメサックとの出会いや、YouTuberになるまでの過程が描かれていました。

 

自分がさらに頑張るためには、何かが必要だと感じていたカジさんの頭には、すぐに、家族と子供と嫁さんが欲しいという考えが浮かんだそうで、そこからは友達に女性を紹介してもらうようになったそうです。

 

ヨメサックさんとの出会いも友達の紹介だそうで、男らしく、サッパリとした性格にカジさんはひかれたそうです。ヨメサックを家に送るためだけに、往復3時間のドライブをつづけていたということですから、ヨメサックさんのことをどれだけ好きだったかがわかりますね。

親御さんとの挨拶も、付き合って3ヶ月のことだったということですので、本当に運命の出会いだったのだなと思います。

 

そこから、はねとびに見切りをつけた西野とのギャップを感じ、そんな時にカジさんが参加したイベントに、シークレットゲストとして水溜まりバンドさんが出演し、そのときの観客の熱狂ぶりをみて、YouTuberになる選択肢が見えてきたそうです。

 

一番印象に残ったシーンは、ヨメサックの出産のシーンですね。出産の際には、男は無力になるという話はよく聞きますが、この本を読んで、そのイメージがなんとなくついたように思います。自分はまだ独身なので、出産や妊娠のイメージはふわっとしたものなのですが、相当過酷なものなのだと感じました。また、家事についても同様で、同じ動作が無限に繰り返され、嫁さんは誰とも話をせず子供と2人きり...

そんな生活を支えていく必要がでてくる日が来るということに、プレッシャーを感じます。

 

しかし、この本を読み、子育てがどれだけ大変なものなのか、嫁さんにとっては特に、どのような困難と戦わなければならないのかという部分が少し見えたような気がしますので、将来家族を持つ身になったときは、精一杯支えていきたいと思います。ただ、そういった思いはあるものの、実際にその時になると、優しく振る舞う余裕というものが無くなってくるかもしれません...。今は少しでも将来的に余裕のある暮らしをするために、待ち受けている困難、子育て中に女性が陥りやすい状況、どのようなサポートができるのかというところを、本などもながら、知識を少しでもつけていきたいと思います。あとは体力ですね!食事に気を使い、健康的に過ごす癖もつけていきたいと思います。

 

そしてYouTuberへの土俵入りですが、やはりバッド評価が大量につくというのは、精神的に辛いものだったと思います(本の中では明るく、さらりと書いていますが...)。そういったものに耐えてきたメンタルも凄まじいと思いました。それから、誰もやったことがないことに挑戦するバイタリティにも驚かされました。

 

それでは!