書評No.9 【流星の絆】

さいころに、流星の絆がドラマ化されていたのですが、その頃はあまりが興味がわかず、見ることはありませんでした。

 

しかし、15年たった今、流星の絆は面白かった!という話を数人の方から伺いましたので、書籍で読んでみることにしました。

 

簡単にエピソードを紹介しますと、幼い三兄弟の功一(二宮和也さん)、泰輔(錦戸亮)、

静奈(戸田恵梨香)が真夜中に流星を見に行くところから始まり、三兄弟が帰宅してみると、彼らの両親が何者かに殺害されていた、とうシーンから始まるミステリーになっています。

 

泰輔は、両親が殺害された際に、家の裏口から男が出ていくのを目撃し、これが犯人確保への大きな手がかりとなります。また、家の中に犯人が忘れていったとされる傘も大きな手がかりとなりますが、数日経っても犯人が捕まることはありませんでした。

 

その後、3兄弟は生きていくために詐欺師になることを決意します。機転の効く功一は参謀、役職に成り切る力に長けた泰輔は、ターゲットに契約を迫る保険会社、宝石商など、美貌を持つ静奈は直接ターゲットに近づき、ハニートラップを仕掛けます。

 

1人目のターゲットは見事成功し、40万円の獲得に成功します。2人目のターゲットは洋食屋を営む戸神行成(要潤)で、1000万円の偽ダイヤを買わせてやろうと目論みます。ここから話は大きく動き、行成の父親の戸神政行が、両親の殺害現場で泰輔が目撃した男と瓜二つだったのです!また、両親が作っていた絶品のハヤシライスと、政行と行成の洋食屋の鉄板メニューのハヤシライスの味がそっくりなので、ますます疑わしい。そこで3兄弟は行成との距離を詰めつつ、政行にも接近していきます。

 

しかし、その際に刑事から詐欺がばれそうになり、静奈は行成に恋をしてしまうなど、物語は複雑になっていきます。

 

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東野圭吾さんのミステリーはどの本も読みやすく、話が進むごとにわくわくしますね。

 

話の展開もおもしろかったのですが、個人的には3兄弟の末っ子の静奈の恋愛がとても面白かったです。

 

静奈が自分の恋愛感情を自覚する前に、兄2人が静奈の異変に気づくというところも良かったですね。さらに兄2人は行成との恋をフォローするというところも、かっこよかったですし、兄弟の絆を本越しに感じ取ることができました。

 

普段はサバサバしている静奈が動揺していくところも、とても楽しく読むことができました。

 

流星の絆はとてもオススメできる一冊だと思います。ぜひ読んでみてください!

 

東野圭吾の作品では、マスカレードシリーズがおすすめです。映画も面白いので、本が苦手な方はそちらをご覧いただけると楽しめると思います!東野圭吾作品の映画では、「祈りの幕が降りる時」もお勧めですので、こちらも良ければ視聴してみてください😄

 

それでは!

 

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