書評No.11 【革命のファンファーレ】

先日は、お笑い芸人キングコングの梶原さん(現在はカジサックとして活躍中)の本を読みましたが、その本の中でカジさんが「俺の相方の西野は本当にすごいやつなんです」

と何度も繰り返し書いていたので、西野さんはどのような考えを持っているのだろうと思い、西野さんの著書「革命のファンファーレ」を手に取りました。

 

↓カジサックさんの本はこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください

 

jacksnote.hatenablog.com

 

 

私がこの本の中で興味を惹かれた内容は、以下の3つになります。

①完全分業制

②絵本の無料公開

③信用を得ること

 

①完全分業制

プペルを制作する上で工夫されたのが、この完全分業制だそうです。

 

絵本を制作する上では、下書きを担当する人、背景を担当する人、キャラクターをデザインする人など、役割を分けて作られていきますが、西野さんはこれらの役割をさらに分割し、デザイナーの方々の力を存分に発揮させたとのことです。

 

例えば、空だけを描く人、色塗りだけをする人、など各々の長所を生かせるようにしていったそうです。

 

 

②絵本の無料公開

 

西野さんは、ネット上で絵本を無料公開するという工夫をしています。

 

母親が子供に絵本を買ってあげる際には、必ず中身を確認します。そういう点では、無料で公開してしまった方が、中身を確認できて安心できるというわけですね。

 

もう一つ工夫がされていた点が、ネット上で公開されている絵本を縦スクロールのデザインにしたことです。絵本を読む上では不便になりますが、あえて不便にすることにより、絵本の購入を促すわけです。

 

西野さんは本の中で、ディズニーを一例として挙げており、あれだけサービスにこだわっているディズニーが待ち時間の長さを解決していないのは、あえて不便を感じさせることにより、アトラクションに乗った時の喜びが高まるようにするためだとかんがえています。

 

確かに、廉価版のサービスは無料で公開し、グレードアップする場合は有料というサービス形態は近年では当たり前になっていますよね。この本は5年程前のものですから、すごく先見の目があるのだなと感心しました。

 

 

③信用が大切

この本全体を通して、西野さんが信用を得ることが大切だということを繰り返し書かれていた気がします。信用を得るためには嘘をつかないことが大切であり、うそをつかないということは、自分の意思を明確に表明することだと書かれていました。

 

 

こちらの本、とても参考になることが多いのですが、中には一般的にはあまり好ましいとは言えない表現もありますので、非常にもったいないと私自身は感じました。価値観は人それぞれとは言いますが・・・。

 

5年前の本ですが、西野さん独自の斬新な考え方に出会うことのできる本ですので、ぜひ手に取って読んでみてください!!

 

 

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書評No.10 【プロジェクト・ヘイルメアリー】

今回は、会社仲間からお薦めされたSF作品のプロジェクト・ヘイルメアリーを読んでみました!

 

少し本の厚みが大きく、さらに上下巻あるということで、かなり読み応えのある本でした!

SF小説はこれまで読んだことがなかったので、かなり新鮮な気持ちで読むことができました。

 

漫画であれば、「宇宙兄弟」や「彼方のアストラ」など宇宙関連のものは見たことがあるんですけどねー、小説は無かったですね。

 

この記事の後半に、一応簡単なあらすじを書いていますが、個人的にはあらすじを見ずに、前情報抜きにして読むことをおすすめいたします。

 

それはなぜかと言いますと、先に展開を知ってしまうと、この本の醍醐味である、徐々に状況を把握していくという楽しみが奪われてしまうからです。

 

この物語は、主人公が真っ白な空間の中で目を覚まし、自分がなぜここにいるのか、なぜ意識を失っていたのか、という状況把握を読者とともに行なっていくところから始まります。

 

そのワクワク感と緊張感を奪ってしまうわけにはいきませんので、本の内容を記載するのはなるべく控えたいと思います。

 

ですので、いきなり感想から入りますが、少し長い物語なので根気は必要でしたが、自分も登場人物とともに困難を乗り越えるといった貴重な体験ができる一冊で、冒険の途中で起こる危機、出来事に驚かされるといったことの連続でした。

 

SFの中でもかなりぶっとんだ内容だな、と感じましたが、そのぶっ飛んだ物語を如何に現実に近づけていくかというところに、作者の努力が感じられました。多くの科学者に聞き込みを行ったんだろうな...と思いました。

 

また、何もわからない状態から、徐々に意識が覚醒し、記憶が戻っていき、目的を理解し始めるといった物語の構成もかなり斬新で面白かったです。SF作品は小難しい話も出てきますが、こちらの本は現実ではできない宇宙の冒険を主人公の目線に立って体験することができる貴重な一冊ですので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

 

ここから先は少しあらすじを書いていますが、自己責任で読んでいただくよう、お願いします🙏

 

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※  

 

太陽にある微生物が住み着き、増殖を始めます。これにより、太陽はエネルギーを失ってゆき、人類は滅亡の危機に直面します。この危機に立ち向かうために人類が編み出した計画こそ、「プロジェクト・ヘイルメアリー」です。

ヘイルメアリーとは最後の希望という意味で、

太陽に住み着いた微生物は「アストロファージ」と名付けられます。人類が宇宙を観察した結果、太陽以外の恒星にもアストロファージは寄生しており、多くの恒星が活性を失っていました。そんな中で、一つだけアストロファージの寄生を免れている恒星「タウ・セチ」があることがわかり、人類はタウ・セチに識者数名を送り込む計画を立てます。タウ・セチには主人公である地球外生命体の研究を続けていたグレース博士はタウ・セチに人類を送り込む「プロジェクト・ヘイルメアリー」の一員となり、宇宙旅行の困難に立ち向かうのでした。

 

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書評No.9 【流星の絆】

さいころに、流星の絆がドラマ化されていたのですが、その頃はあまりが興味がわかず、見ることはありませんでした。

 

しかし、15年たった今、流星の絆は面白かった!という話を数人の方から伺いましたので、書籍で読んでみることにしました。

 

簡単にエピソードを紹介しますと、幼い三兄弟の功一(二宮和也さん)、泰輔(錦戸亮)、

静奈(戸田恵梨香)が真夜中に流星を見に行くところから始まり、三兄弟が帰宅してみると、彼らの両親が何者かに殺害されていた、とうシーンから始まるミステリーになっています。

 

泰輔は、両親が殺害された際に、家の裏口から男が出ていくのを目撃し、これが犯人確保への大きな手がかりとなります。また、家の中に犯人が忘れていったとされる傘も大きな手がかりとなりますが、数日経っても犯人が捕まることはありませんでした。

 

その後、3兄弟は生きていくために詐欺師になることを決意します。機転の効く功一は参謀、役職に成り切る力に長けた泰輔は、ターゲットに契約を迫る保険会社、宝石商など、美貌を持つ静奈は直接ターゲットに近づき、ハニートラップを仕掛けます。

 

1人目のターゲットは見事成功し、40万円の獲得に成功します。2人目のターゲットは洋食屋を営む戸神行成(要潤)で、1000万円の偽ダイヤを買わせてやろうと目論みます。ここから話は大きく動き、行成の父親の戸神政行が、両親の殺害現場で泰輔が目撃した男と瓜二つだったのです!また、両親が作っていた絶品のハヤシライスと、政行と行成の洋食屋の鉄板メニューのハヤシライスの味がそっくりなので、ますます疑わしい。そこで3兄弟は行成との距離を詰めつつ、政行にも接近していきます。

 

しかし、その際に刑事から詐欺がばれそうになり、静奈は行成に恋をしてしまうなど、物語は複雑になっていきます。

 

※          ※           ※            ※

 

東野圭吾さんのミステリーはどの本も読みやすく、話が進むごとにわくわくしますね。

 

話の展開もおもしろかったのですが、個人的には3兄弟の末っ子の静奈の恋愛がとても面白かったです。

 

静奈が自分の恋愛感情を自覚する前に、兄2人が静奈の異変に気づくというところも良かったですね。さらに兄2人は行成との恋をフォローするというところも、かっこよかったですし、兄弟の絆を本越しに感じ取ることができました。

 

普段はサバサバしている静奈が動揺していくところも、とても楽しく読むことができました。

 

流星の絆はとてもオススメできる一冊だと思います。ぜひ読んでみてください!

 

東野圭吾の作品では、マスカレードシリーズがおすすめです。映画も面白いので、本が苦手な方はそちらをご覧いただけると楽しめると思います!東野圭吾作品の映画では、「祈りの幕が降りる時」もお勧めですので、こちらも良ければ視聴してみてください😄

 

それでは!

 

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書評No.8-2 【家族。(カジサック)】

家族。を読み終えましたが、

本の後半では、ヨメサックとの出会いや、YouTuberになるまでの過程が描かれていました。

 

自分がさらに頑張るためには、何かが必要だと感じていたカジさんの頭には、すぐに、家族と子供と嫁さんが欲しいという考えが浮かんだそうで、そこからは友達に女性を紹介してもらうようになったそうです。

 

ヨメサックさんとの出会いも友達の紹介だそうで、男らしく、サッパリとした性格にカジさんはひかれたそうです。ヨメサックを家に送るためだけに、往復3時間のドライブをつづけていたということですから、ヨメサックさんのことをどれだけ好きだったかがわかりますね。

親御さんとの挨拶も、付き合って3ヶ月のことだったということですので、本当に運命の出会いだったのだなと思います。

 

そこから、はねとびに見切りをつけた西野とのギャップを感じ、そんな時にカジさんが参加したイベントに、シークレットゲストとして水溜まりバンドさんが出演し、そのときの観客の熱狂ぶりをみて、YouTuberになる選択肢が見えてきたそうです。

 

一番印象に残ったシーンは、ヨメサックの出産のシーンですね。出産の際には、男は無力になるという話はよく聞きますが、この本を読んで、そのイメージがなんとなくついたように思います。自分はまだ独身なので、出産や妊娠のイメージはふわっとしたものなのですが、相当過酷なものなのだと感じました。また、家事についても同様で、同じ動作が無限に繰り返され、嫁さんは誰とも話をせず子供と2人きり...

そんな生活を支えていく必要がでてくる日が来るということに、プレッシャーを感じます。

 

しかし、この本を読み、子育てがどれだけ大変なものなのか、嫁さんにとっては特に、どのような困難と戦わなければならないのかという部分が少し見えたような気がしますので、将来家族を持つ身になったときは、精一杯支えていきたいと思います。ただ、そういった思いはあるものの、実際にその時になると、優しく振る舞う余裕というものが無くなってくるかもしれません...。今は少しでも将来的に余裕のある暮らしをするために、待ち受けている困難、子育て中に女性が陥りやすい状況、どのようなサポートができるのかというところを、本などもながら、知識を少しでもつけていきたいと思います。あとは体力ですね!食事に気を使い、健康的に過ごす癖もつけていきたいと思います。

 

そしてYouTuberへの土俵入りですが、やはりバッド評価が大量につくというのは、精神的に辛いものだったと思います(本の中では明るく、さらりと書いていますが...)。そういったものに耐えてきたメンタルも凄まじいと思いました。それから、誰もやったことがないことに挑戦するバイタリティにも驚かされました。

 

それでは!

書評No.8-1 【家族。(カジサック)】

今私が読んでいる本は、Youtuberのカジサックさんの家族。という本です。

 

まだ、すべて読んだわけではないので、全体的なレビューを書くことはできませんが、

半分くらい読み進めたので、現時点での感想を書いていきます。

 

南海キャンディーズの山ちゃんさんの本も読みましたが、芸人というのはなかなか過酷な仕事なのだなと感じました・・・。

 

今は時代が変わり、昔と状況は変わっているようですが、

吉本の同期はみんなライバルという意識だったそうで、

すごくピリピリしていたということです。

 

私は小さいころにお笑いの番組を見るのがすごく好きで、

はねるのトびらをはじめ、爆笑レッドカーペットエンタの神様なんかよく見ていましたね!テレビで見るとやはり面白いのですが、今回の本を見ると、そのお笑いがどれだけの努力の上で成り立っているかがよくわかりました。

 

ただ、それだけ真剣にお笑いに向き合うというのは、すてきだなと思いますし、

とてもかっこいいと思います!!

 

そしてカジさんがすごい努力家であるということもそうなのですが、

それを支えたお母さんもまたすごい方ですね・・・

女手一つで男子三兄弟を育てていくというのは計り知れない苦労だと思います・・・

 

そんなカジさんのお母さんの話を聞くと涙が出ますし、

自分ももっと頑張らないといけないなと奮起させられました。

 

相方の西野さんとの出会いもとてもドラマチックですね・・・

お二人の男の友情はとてもうらやましいと思うとともに、友達を大切にしていきたいと思わせるエピソードでもありましたね。

 

そして、中盤のエピソードのカジさんがうつ病を患った話では、

頑張りすぎが体に毒だということがよくわかるお話でした。

常に頑張ることも大切ですが、体調を崩しては意味がないですからね、

境界線を引き、自分がこれ以上頑張ったら、健康に悪影響が出るというラインを知っておくことが大切なんだと思いました。

 

こちらの本の後半では、カジさんの奥さんとの出会いが描かれると思いますので、

後半もとても楽しみです。

 

それでは!

 

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キャンプNo.1 キャンプを始めました!

私は特にこれといった趣味がないですが、会社のストレスを解消させるためにも、

自分の趣味を持つことは大切だよ、と多くの方々がおっしゃっていましたので、

いろんなことにチャレンジしていきたいと考えています。

 

その手始めにまずはキャンプを始めてみました!

自然の中にいると気持ちが非常にリフレッシュされますし、

子供のころからよく山や海に連れて行ってもらっていた記憶がありますので、

キャンプだったら自分が楽しいと思えることが多いかもしれないと思い、

はじめてみました。

 

とはいっても、始めるとして、何を買っていいかわからないと思いましたので、

まずはグッズ集めをしてみました!

形から入るのも大事ですからね~

 

私はYoutuberのFUKUさんという方の動画を参考にして、

以下の動画にお勧めされているキャンプ道具を一式買ってみました!

www.youtube.com

 

今回買ってみたのは、テント、椅子、テーブル、焚火台、コッヘル(調理用コップ)、

ライト、寝袋、マット、バーナーの9点セットですね!

モンベルの小型のクーラーボックスはまだいらないかな~と思い、今回は見送りました

 

テント、椅子、テーブル、コッヘル、バーナーの5点は本当に買ってよかったと思える品でしたね!今後もずっと使っていくことになると思います。

 

それぞれの商品の感想についてはまた後日、記載したいと思います。

 

それでは!

 

博士進学を考えるNo.1 博士進学をするべきか非常に迷っている

博士進学を迷っている人はいるでしょうか?

 

自分も今、博士進学をすべきか真剣に悩んでいる途中です。

 

この記事を見ている人は、現在大学院に在籍している人が多いでしょうが、

私は今25歳で、社会人一年目という段階です。

 

来年から博士進学するとしたら、会社を辞めて進学するのではなく、

会社に勤めながら、博士課程をこなしていきたいと考えています。

 

博士課程といいますと、修士課程よりもさらに忙しく、実験量がけた違いに増えるイメージがあり、それを考えると、企業に勤めながら博士課程をこなすことなんてできるわけがないと思う人が多いでしょうし、実際に上司からも反対をされました。

 

熱意が伝わったのか、博士課程に行くこと自体は認めていただくことができましたが、

自分自身、本当にやっていけるのか、博士課程を卒業できたとしてどんなメリットがあるのか、そもそも博士課程に行く理由は何なのかというところがぶれているところがあり、非常に迷っています。

 

大学の教授に相談したところ、私は博士課程に進学するときに、進学する理由について真剣に考えたことはなかったと言っていましたし、現在博士課程に在籍している生徒の方々にお話を伺っても、とくに進学を決めた理由というものがありませんでした。

 

博士課程に進学するというのはすごく高いハードルに見えますが、

博士課程を行く理由を探す前に、実際に入学してみるというのも一つの道なのかもしれないと思う今日この頃です。

 

同じような悩みを抱えている方々もいらっしゃると思いますが、

その時は、これから私と一緒に悩んでいけたらと思います。

 

それでは!