個人評価 3/5
Dive!でお馴染みの森絵都さんの短編小説集です。
自分だけかもしれませんが、女性の作家さんなので、女性が読んだ方が面白いのかな?と思いました。😅
3つの話が入っており、そのうち2つは恋愛系の話で、もうひとつは小学生程度の男児7人程度のグループの話でした。
個人的には小学生グループの話が一番印象に残りました!
男児7人で毎年、夏休みに一緒に遊んでいるのですが、年長の子にみんながきを使っているという感じになっていきます。
この状況をおかしいと感じ始めたのが、グループで一番年下の男の子だったんですよね。
やっぱり子供の感覚というか、真実を見抜く力というのは恐ろしいものがあるなと感じました😅
ご都合主義、気を使い合った関係、それよりも本音でぶつかることの大切さを年下の子が気づかせてくれました。
それほど長い物語ではないので是非読んでみては?